2016年8月13日土曜日

イギリスでは2020年までに、電気自動車のための充電スポットの方がガソリンスタンドよりも数が多くなると予測される。

データを、見るときのバイアスと企業戦略が混在して意図的な「正しい情報」を生み出すことがキュレーションメディアの台頭で多くなったように感じる。

テッククランチの記事を転載する。日産自動車が行った最新の調査研究によると、イギリスでは2020年までに、電気自動車のための充電スポットの方がガソリンスタンドよりも数が多くなると予測される。と言う。

2020年というとわずか4年後だから大胆な予言だが、この調査研究がファクターとしているのは、実際に稼働しているガソリンスタンドの近年の減少傾向と、同じく充電スポットの増加傾向だ。

イギリスのガソリンスタンドの減少率は日本同様大きい。日産自動車の調査によると、40年前に稼働していたスタンドの75%が今は無く、新設も見られないから、最多だった1970年の37539軒に対し今はわずかに8472軒だ。この率で行けば、2020年のガソリンスタンドの数は7870軒になる。















一方、継続的に増加している充電スポットは、現在はわずか4100箇所だが、現状の増加率を4年後に延ばすと、2020年には7900箇所になる。電気自動車の登録台数も、急速に増加している。

メーカーだけでなく政府までもが、排気ガスの少ない車の宣伝に努めており、彼らの数字によると、2016年の前半では13分に1台の率で電気自動車が登録された。













イギリスのような国〔小さな島国〕では長距離ドライブの際の距離をそれほど心配しないですむなどの特徴もある。楽観的すぎる調査結果だと言う批判もあるが、日産自動車は世界最初のEV車LEAFを作った企業としては歓迎すべきデータだ。
記事ソース:http://jp.techcrunch.com/


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