Joshua Abarbanelによって正確にカット木材から組み立てられた螺旋状のデジタルサンゴ礁。Aベースの彫刻家Joshua Abarbanelは、同心円状の花のようなサンゴ礁を彷彿とさせる木の彫刻やインスタレーションを製作した。
この作品を見て思ったことは道具(レーザーカッター)が作品を規定するということだ。クリエイターは製造機器の特徴を良く理解していて、そのツールにもっとも適正で作りやすい作品を自然に選択する。
その反対に素材がデザインを規定すると言うこともある。茶筅はその典型だ、竹という素材以外に茶筅を作るのは無理がある。
3Dプリンターとレーザーカッターはファブラボやテックショップには必ず揃っている装置だ。素材が自然の木材なので、オーガニックな作品だと思い込むが、実際はレーザーカッターの指示するデジタルデータの作成から作業始まる。
つまりコンピュータのディスプレイ上にフィボナッチ数列を使い作品はフラクタルな3Dデータで表示される。その後レーザーカッターで作業を行い作品はコンピュータの画面通り出来上がる。
http://www.thisiscolossal.com/
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