2016年2月11日木曜日

写真として史上最高額となる約7億7千万円で売却されたピーター・リックの作品「Phantom」と名付けられた写真。ちなみに「世界一高価な絵画」はポール・セザンヌの「カード遊びをする人々」で金額は200億円以上.

写真として史上最高額となる650万ドルで売却されたピーター・リックの作品「Phantom(幻)」と名付けられたこのモノクロ写真。太陽の日差しが差し込み砂塵がホログラムのように見える景色を撮影した写真だ。
ピーター・リックの作品

オーストラリア生まれの風景写真家ピーター・リックの作品が、写真として史上最高額の650万ドル(約7億7千万円)で売却された。
ごく通常の観光写真















確かに高額であるとは間違いないが、「世界一高価な絵画」はポール・セザンヌの「カード遊びをする人々」で金額は2億5000万ドル以上(200億円以上)で遙かに及ばない。こういうアートの価格は芸術的な価値以外に投機対象でもあるということだろう。
ポール・セザンヌの「カード遊びをする人々」




















オランダで17世紀に起きたチューリップバブルの時に珍しい球根は家一軒と交換された。株も含め物には絶対的な価値基準が存在しないという事を思い知ることになった。

撮影対象となったのはアメリカ合衆国アリゾナ州ページ近郊の、ナバホ族の土地に位置する渓谷アンテロープ・キャニオン、アメリカ南西部では、最も写真撮影され多くの人々が訪れる幅の狭い渓谷だ。アンテロープ・キャニオンでは、アメリカ先住民の生活を想起させるような赤茶けた岩場の間に太陽光が差し込むショットがよく撮られている。
http://gqjapan.jp/
http://www.theguardian.com/


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