アメリカ版マリ・クレール誌(2015年11月号)が特集したのは、基盤そのもの。しかも、ティファニーやハリーウィンストン等のラグジュアリーブランドと並べるという、今までにない見せ方をした。プリント基盤は好きな人にはたまらないデザイン。
廃基盤を利用した指輪などのジャンクアクセサリーはすでにあるが、ロンドンのBoldportという会社の基盤。Boldportはカスタムプリント基板デザインを専門に扱っており、実用性はもちろん、その見た目の美しさも高く評価されている。
マリ・クレールでは、ティファニーやブルガリ、ハリーウィンストンと言った、高級ジュエリーとコラボ。掲載されるジュエリーにあった基盤が、特集のために特別に作られた。
Boldportが持つ独自のLinuxベースの基板デザインツール、PCBmodEを使って作られている。これは、通常の回路レイアウト用のツールと違って、自由なデザインが可能だ。
Drimerの複雑でスタイリッシュなプリント基板が、ティファニー、ショパール、カルティエ、ユーマン、ハリー・ウィンストンといった高級宝飾品とともにデザインされている。
Drimerのようなデザインセンスのあるエンジニアが美を追究するのは素晴らしいことだ。そういえばスティーブジョブスも見えない中身のデザインや基板のデザインにまで徹底的にデザインの対象としたのは記憶に新しい。
HAUTE CIRCUITSという特集のテーマは、オートクチュール+基板の造語かな?
田村奈緒デザインのauコンセプトケータイCypres |
http://www.boldport.com/blog/2015/11/25/haute-circuits
*世界最大の家電の祭典「CES 2016」で見つけた、最新ファッションテックアイテム http://www.difa.me/style/fashiontech-item-ces-2016
*iPhone 5Sのカラー展開の噂を聞いて、スペックよりも表層的な方向に差異化が向かうというのはコモディティーに近づいたサインだろう。http://sakainaoki.blogspot.jp/2013/06/iphone-5s.htm
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