今年の我が家のお正月の花は芳賀規良さんのアレンジ。まるでブロッコリーのような三光松(さんこうまつ)苔がついている老木であることから、特に長寿に通ずる松。盆栽用に改良された物もある。
足下には偽物の南天…「難転(なんてん)」に通じ不浄を払う木として、また火難除けとして用いる。さらに成就の吉祥に通じる「成天」(ナルテン)に通じるともいわれがある。果実がナンテンに似るためナンテンギリ(南天桐)ともいう。
そもそもお正月って何なのか。正月、日本人は何を祝っているのだろうか。そこにはミタマノフユが見え隠れする。魂の振動や起動が暗示されている。日本人の言霊の発動をかいま見る。
続きは:https://1000ya.isis.ne.jp/1215.html
大林太良の「正月の来た道」を読んで正月を調べてみた。日本ではまるでこの歌でしか正月を祝えないかのように、「年の初めのためしとて、終わりなき世のめでたさは」と歌われる。「ためし」は験しで、修験の験、効験の験である。では「めでたさ」とは何か。「めでたい」は古語では「愛でたし」で、何かを称えたい、何か特別なことを褒めたいという格別の気分をあらわしている。この正月の歌では「世」がめでたい。この現在の世をめでたい。それがいつのまにか正月挨拶の「お目出とう」になった。目が出るわけではない。芽が出るのである。
https://1000ya.isis.ne.jp/0451.html
足下には偽物の南天…「難転(なんてん)」に通じ不浄を払う木として、また火難除けとして用いる。さらに成就の吉祥に通じる「成天」(ナルテン)に通じるともいわれがある。果実がナンテンに似るためナンテンギリ(南天桐)ともいう。
そもそもお正月って何なのか。正月、日本人は何を祝っているのだろうか。そこにはミタマノフユが見え隠れする。魂の振動や起動が暗示されている。日本人の言霊の発動をかいま見る。
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大林太良の「正月の来た道」を読んで正月を調べてみた。日本ではまるでこの歌でしか正月を祝えないかのように、「年の初めのためしとて、終わりなき世のめでたさは」と歌われる。「ためし」は験しで、修験の験、効験の験である。では「めでたさ」とは何か。「めでたい」は古語では「愛でたし」で、何かを称えたい、何か特別なことを褒めたいという格別の気分をあらわしている。この正月の歌では「世」がめでたい。この現在の世をめでたい。それがいつのまにか正月挨拶の「お目出とう」になった。目が出るわけではない。芽が出るのである。
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