そのnendoの広報活動を前提としたプレゼンテーションの巧みさが良くわかる「1/3 ヒト モノ スキマ」は、2015年ミラノ万博のクールジャパン・デザインギャラリーで開催された「colourful shadows」の巡回展と位置付け、日本各地の職人の技術から着想したデザイン16点を公開した。
展示される全ての作品は人の手によって作られた微細な表情の違いを強調するため、黒に統一されている。幅250ミリメートルの細長い展示台は浮遊感を強調するために3ミリメートルの厚さで作られ、蛇行しながら来場者を誘導する。
そして細かい部屋に分節されたギャラリー空間を繋ぐ会場構成を体験することが出来る。カップ、皿、カトラリーは、細長い展示テーブルによって誘導され点在する写真やスケッチで制作プロセスを見ることも出来る。
http://www.dezeen.com/
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