好景気アジアの大都市は珍しい2つの接続された高級住宅高層タワービル「ザ・クラウド」を設計し、ソウル、韓国の龍山ビジネス地区にオランダのデザイン会社MVRDV設計の住宅開発を発表した。
260メートルと300メートルの塔はビルの外側の空間にピクセル化されたクラウド状の構造物で接続されている。 2015年に完了とあるので、もうすでに出来ているはずだ。
ネットのデザイン関係ニュースでも大きく取り上げられていた。ソウルのツインタワーが、ニューヨークの世界貿易センタービルに旅客機が突っ込んだところに酷似しているという報道があった。
報道によればMVRDVは「テロを連想させるとは思いもよらなかった」とか言ってるが、これはどう見ても。。
MVRDVといえばレム・コールハースの門下生たちで、タイポロジーをパターンとして打ち出している。そのパターンにプログラムの容積を肉付けしていくというかたちで、すべての建築をつくっている。
表参道のGYREビルも彼らの設計だ。このツインタワーはソウル市内の龍山駅エリア一帯の大規模な再開発を目指すこのプロジェクトは『DREAM HUB』と名付けられたプロジェクト。
この「ドリームハブ」のマスタープランは、ダニエル・リベスキンド。リベスキンドって言ったら、世界貿易センタービルの再開発プロジェクトもやっている。
しかも今回のデザインはMVRDVが、リベスキンドのアイデアを発展させたものだと。だれが見てもこれは、あのテロの映像そのもの。
都築響一ROAD SIDERS’weeklyを参考 http://www.roadsiders.com/
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