ビートジェネレーション、モッズ、ヒッピー。この時代は若者達が対立し部族を分類した。しかし今の若者には、こういう部族の分類は存在しない。その理由としてSNSが個性的であることを破壊したという論調もあるが、私には解らない。
いまから半世紀も前、ビート・ジェネレーションが表舞台に登場するには、ロックンロールの登場を待たなければならなかった。人種差別主義のテッズが時代遅れになり、変わって労働者階級から発生したロッカーと中産階級(ミドル)を中心としたモッズが台頭する。「時計仕掛けのオレンジ」で両者の対立が描写されている。
この30のリストは「On The Road」の著者でビートジェネレーションのジャック・ケルアックが書いた散文だが、一行ごとに突き刺さる。サンフランシスコのノースビーチのアレン・ギンズバーグのホテルの部屋の壁にピンナップされていた散文だという都市伝説があるが、定かではない。
*ジャック・ケルアックは、アメリカの小説家・詩人で、ビートニクを代表する作家の一人。『路上』『孤独な旅人』などの著作で知られる。大半は、コロンビア大学を中退して以来のアメリカ放浪と遍歴の生活をそのまま下敷きにしたもの。出生時の名前はジャン=ルイ・ルブリ・ド・ケルアック。 wikipedia
[ 現代散文のための心構えとテクニック by Jack Kerouac ]
1. 書き散らされた秘密のノート、乱雑にタイプで打ったページ、自分の愉しみとして。
Scribbled secret notebooks, and wild typewritten pages, for your own joy
2. あらゆることに素直であれ、心を開き、耳を傾けよ。
Submissive to everything, open, listening
3. 自分の家以外では酔っぱらわないように。
Try never get drunk outside your own house
4. 人生に恋しよう。
Be in love with your life
5. 感じていることは、いずれカタチを見いだす。
Something that you feel will find its own form
6. クレイジーであれ、愚かな聖者の心で。
Be crazy dumbsaint of the mind
7. 吹きたいだけ深く吹け。
Blow as deep as you want to blow
8. 心の底から底抜けに書きたいものだけを書け。
Write what you want bottomless from bottom of the mind
9. 話すことでは表現できないひとつひとつのヴィジョン。
The unspeakable visions of the individual
10. 正鵠を得れば、詩の出る幕はない。
No time for poetry but exactly what is
11. 胸の奥で震えている幻想的な痙攣。
Visionary tics shivering in the chest
12. 眼の前にあるの物体に覆いかぶさる催眠的な偏執夢。
In tranced fixation dreaming upon object before you
13. 文学的、文法的、構文的なんてものを追っ払え。
Remove literary, grammatical and syntactical inhibition
14. プルーストのように、時の古茶頭であれ。
Like Proust be an old teahead of time
15. 内なるつぶやきで世界の実話を語ること。
Telling the true story of the world in interior monolog
16. とびきり面白い宝石は、眼のなかの眼にある。
The jewel center of interest is the eye within the eye
17. 自分自身の記憶と驚きで書くべし。
Write in recollection and amazement for yourself
18. 言葉の海で泳ぎながら、力強い真ん中の眼で練り上げろ。
Work from pithy middle eye out, swimming in language sea
19. 失うことを永遠に受け入れよ。
Accept loss forever
20. いのちの清らかなる輪郭を信じるべし
Believe in the holy contour of life。
21. 心にある無垢な流れをスケッチするためにもがけ。
Struggle to sketch the flow that already exists intact in mind
22. 止まっている時は言葉のことを考えず、その像をただ見つめなさい。
Dont think of words when you stop but to see picture better
23. 朝に日付を刻みながら毎日を送れ。
Keep track of every day the date emblazoned in yr morning
24. 自分の経験や言葉や知識の気高さを、怖がったり恥ずかしがったりすることはない。
No fear or shame in the dignity of yr experience, language & knowledge
25. 克明に描いたものを、世界に見せ、読ませるために書くんだ。
Write for the world to read and see yr exact pictures of it
26. "ブックムービー" は言葉の映画、目に見えるアメリカの形。
Bookmovie is the movie in words, the visual American form
27. 寒々として非人間的な孤独の中の個性を賞賛し。
In praise of Character in the Bleak inhuman Loneliness
28. 野性的に、野放図に、純粋に、下からくるもので創作すること、狂っていればなお良し。
Composing wild, indisciplined, pure, coming in from under, crazier the better
29. きみはいついかなるときにも天才だ。
You're a Genius all the time
30. 天の加護と援助を受けたこの世の映画の脚本家であり監督。
Writer-Director of Earthly movies Sponsored & Angeled in Heaven
http://www.kotobanoie.com/
この30のリストは「On The Road」の著者でビートジェネレーションのジャック・ケルアックが書いた散文だが、一行ごとに突き刺さる。サンフランシスコのノースビーチのアレン・ギンズバーグのホテルの部屋の壁にピンナップされていた散文だという都市伝説があるが、定かではない。
*ジャック・ケルアックは、アメリカの小説家・詩人で、ビートニクを代表する作家の一人。『路上』『孤独な旅人』などの著作で知られる。大半は、コロンビア大学を中退して以来のアメリカ放浪と遍歴の生活をそのまま下敷きにしたもの。出生時の名前はジャン=ルイ・ルブリ・ド・ケルアック。 wikipedia
[ 現代散文のための心構えとテクニック by Jack Kerouac ]
1. 書き散らされた秘密のノート、乱雑にタイプで打ったページ、自分の愉しみとして。
Scribbled secret notebooks, and wild typewritten pages, for your own joy
2. あらゆることに素直であれ、心を開き、耳を傾けよ。
Submissive to everything, open, listening
3. 自分の家以外では酔っぱらわないように。
Try never get drunk outside your own house
4. 人生に恋しよう。
Be in love with your life
5. 感じていることは、いずれカタチを見いだす。
Something that you feel will find its own form
6. クレイジーであれ、愚かな聖者の心で。
Be crazy dumbsaint of the mind
7. 吹きたいだけ深く吹け。
Blow as deep as you want to blow
8. 心の底から底抜けに書きたいものだけを書け。
Write what you want bottomless from bottom of the mind
9. 話すことでは表現できないひとつひとつのヴィジョン。
The unspeakable visions of the individual
10. 正鵠を得れば、詩の出る幕はない。
No time for poetry but exactly what is
11. 胸の奥で震えている幻想的な痙攣。
Visionary tics shivering in the chest
12. 眼の前にあるの物体に覆いかぶさる催眠的な偏執夢。
In tranced fixation dreaming upon object before you
13. 文学的、文法的、構文的なんてものを追っ払え。
Remove literary, grammatical and syntactical inhibition
14. プルーストのように、時の古茶頭であれ。
Like Proust be an old teahead of time
15. 内なるつぶやきで世界の実話を語ること。
Telling the true story of the world in interior monolog
16. とびきり面白い宝石は、眼のなかの眼にある。
The jewel center of interest is the eye within the eye
17. 自分自身の記憶と驚きで書くべし。
Write in recollection and amazement for yourself
18. 言葉の海で泳ぎながら、力強い真ん中の眼で練り上げろ。
Work from pithy middle eye out, swimming in language sea
19. 失うことを永遠に受け入れよ。
Accept loss forever
20. いのちの清らかなる輪郭を信じるべし
Believe in the holy contour of life。
21. 心にある無垢な流れをスケッチするためにもがけ。
Struggle to sketch the flow that already exists intact in mind
22. 止まっている時は言葉のことを考えず、その像をただ見つめなさい。
Dont think of words when you stop but to see picture better
23. 朝に日付を刻みながら毎日を送れ。
Keep track of every day the date emblazoned in yr morning
24. 自分の経験や言葉や知識の気高さを、怖がったり恥ずかしがったりすることはない。
No fear or shame in the dignity of yr experience, language & knowledge
25. 克明に描いたものを、世界に見せ、読ませるために書くんだ。
Write for the world to read and see yr exact pictures of it
26. "ブックムービー" は言葉の映画、目に見えるアメリカの形。
Bookmovie is the movie in words, the visual American form
27. 寒々として非人間的な孤独の中の個性を賞賛し。
In praise of Character in the Bleak inhuman Loneliness
28. 野性的に、野放図に、純粋に、下からくるもので創作すること、狂っていればなお良し。
Composing wild, indisciplined, pure, coming in from under, crazier the better
29. きみはいついかなるときにも天才だ。
You're a Genius all the time
30. 天の加護と援助を受けたこの世の映画の脚本家であり監督。
Writer-Director of Earthly movies Sponsored & Angeled in Heaven
http://www.kotobanoie.com/
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