2015年6月19日金曜日

日本車のクオリティ神話に、J.D.パワー・アンド・アソシエーツが異論を唱えた。消費者を対象にした最新のクオリティ調査によると、日本車メーカーの凋落が!

日本車は、アメリカでも安全性で高い評価を得ている。米5月新車販売台数でも、ブランド別ではトップ3どころかトップ5を独占する状態。そんな日本車のクオリティ神話に、J.D.パワー・アンド・アソシエーツが異論を唱えた。消費者を対象にした最新のクオリティ調査によると、日本車メーカーの凋落が!
逆に、韓国車ブランドの飛躍が目覚ましい。J.D. パワー・アンド・アソシエーツは、結果を受けて「多くの人々は日本車ブランドこそクオリティの代表格とみなされてきた」と過去の話として振り返った。












100台当たりの故障・クレーム件数を元にまとめているクオリティ調査の結果をみると、1位は前年に続きポルシェで80件。2位は起亜自動車で86件。ヒュンダイも95件で前年から1件増加するのみとなり、4位を維持。「世界中の自動車工場を見回すと、特に韓国でクオリティへの注力がみられる」。

しかし日本車で好成績を挙げたのは日産のインフィニティと三菱のみ。インフィニティ5位へ急浮上。三菱も、前年の30位から26位へ上昇。

その他は、軒並みランクダウン。トヨタの高級ブランド、レクサスは9位となり2014年の3位から大きく順位を落とす。ホンダも14位にとどまり、8位から陥落。日産は20位(前年は19位)、ホンダの高級ブランドであるアキュラは26位(前年は25位)、スバルは30位(前年は27位)と、厳しい状況だ。
(出所:J.D. Powers And Associates Via CNBC)


















日本車メーカーの問題点として、「インフォテインメントと音声認識」を挙げる。デジタルテクノロジーのソフトウエアで弱点をさらした。特に、音声認識は「ワースト20ブランドのうち、16車種が日本車だった」。

ちなみに各国別では、韓国が1位。2位は欧州。3位は日米は自動車ブランド平均の112件を上回る始末。調査結果を受け日本車ブランドのクオリティ神話が崩壊したかのような報道が相次いだ。一方「2015年版;ベスト中古車」によると、モデル別で日本車が全て1位を総なめにしている。過去は良かったということか?
http://blogos.com/article/117473/
http://www.cnbc.com/id/102766497



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