2015年6月4日木曜日

「美しいゴミ箱」から生まれた「ぜいたくな超高層タワーマンション」デザインの多くはイメージの原型がある。

マンハッタンに建設された、89階建ての豪華タワーマンション「432パーク・アヴェニュー」。そのインスピレーションの源になったのは、それは1903年に設立された「ウィーン工房」を主宰したデザイナー兼建築家、ヨーゼフ・ホフマンの手によるエレガントな金属製のゴミ箱だった。

デザイナーの深澤直人さんの作品で換気扇からアイデアを得たCDプレイヤー、アアルトがフィンランドの湖の形からインスピレーションを受けデザインした世界で最も有名な花瓶「Aalto Vase」など多くのデザインにはイメージの原型がある。















居住用ビルとしては西半球で最も高いものになる、新しい豪華な分譲用タワーマンション「432パーク・アヴェニュー」の外観は、「ゴミ箱」からインスピレーションを受けたというのは皮肉なもので大いに賞賛したい。高さ426.1m、89階建ての432パーク・アヴェニューは、425.5mのワールド・トレード・センターよりも少し高い超高層ビル。












432パーク・アヴェニューの設計を担当した建築家、ラファエル・ヴィニオリは、432パーク・アヴェニューについてはさまざまなものから「非常に多くのインスピレーションを受けた」が、特にホフマンの作品「ゴミ箱」から、格子のような外観を思いついたと話している。

















豪華タワーマンションがゴミ箱からインスピレーションを受けて設計されたというのはデザインのアイデアのインスピレーションが、あらゆるものから訪れるということだ。
http://wired.jp/2015/06/03/nycs-skyscraper-inspired-trash-can/


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