2015年1月22日木曜日

ベッドや照明などをミニマムに収めたカプセルホテルは今や「メイド・イン・ジャパン」の象徴として定着している。快適さと機能性を求め時代と共に進化し続ける。



 東京に来る外国の友人に何が東京らしいか?と質問すると、並ぶ自動販売機、ビルの間を突き抜けるように走る首都高速道路、そしてカプセルホテルと言う。なるほど、これは彼らの都市には、無いものばかりだ。自販機は壊され現金を盗まれる。フリーウェイはビルの谷間を抜けたりはしない。土地が潤沢なのか?カプセルホテルは安いモーテルが代行する。











デザイナーの柴田文江さんがプロデュースしたカプセルホテル「9h」は、1h(汗を洗い流す)+7h(眠る)+1h(身支度)を表現した21世紀のカプセルホテルと言えるほどかっこいいい。9hは、シンプルなまとまりの中には矛盾がなく、無意味な装飾はなく清いデザインだ。快適さと機能性を求め時代と共にカプセルホテルは進化し続ける。















ベッドやテレビ、照明などをミニマムに収めたカプセルホテルは今や「メイド・イン・ジャパン」の象徴として定着している。ソフィア・コッポラが監督した東京を舞台にした異色ラブストーリー映画「ロスト・イン・トランスレーション」で見たりした外国人の好奇心を刺激し「泊まってみたい」と訪れる観光客が増えているという。





























カプセルホテルの第1号は1979年、大阪・梅田に誕生した。手掛けたのはサウナを経営するニュージャパン観光。当時は高度成長期。基本コンセプトは建築家の黒川紀章氏が大阪万博でカプセル型住宅を提案した後にデザインしている。
http://www.nikkei.com/


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