なぜ絶景ものが流行っているのか？「絶景ブーム」が旅行者数減のマーケティングのソリューションになっているのはなぜか？

かつて海外旅行といえば、王道のハワイから始まってパリやミラノやロンドン、ローマ、ニューヨーク、ロサンゼルス。今の世代の若者にとっては、子供時代に親に連れられて旅行したことがある場所で、皆と共通の体験でしかない。

Ice Cave In Iceland

若者たちにとって当たり前でお金を自分で払ってまで行く価値のなかった旅行に、「新しい価値の気づき」を与えたのが”小野詩歩さん”の「死ぬまでに行きたい！世界の絶景」をはじめとする「絶景ブーム」なのではないかと思う。

Batu Caves, Malaysia

詩歩さんはとても優れたマーケターだ。その詩歩さんが案内する絶景の大半はタイトルにもあるように本人も行きたい絶景であって、行った絶景ではない。新たな絶景という市場をSNSで作ったのだ。

Naica Mine, Mexico

そして、絶景本には必ず「行き方」が予算も時間も含めて書かれている。ここから生まれる「一枚の写真に惹かれて、実際に現地まで来てしまった！」というストーリーはソーシャルにも投稿される。友達が行ったことがない場所に行ってしまう好奇心と少しの勇気ある自分をソーシャルでブランディングするための旅に置き換えられている。

Ice Cave In Iceland

ce Cave Near The Mutnovsky Volcano, Russia

Blue Cave Croatia

The Shower - Temimina Cave - Brasil

Caves

Jenolan CavesNew South Wales Australia

Cave "devetashkata Peshtera" - Bulgaria

Cavernas De Mármol, Chile

Fingals Cave, Scotland

Reed Flute Cave In Guangxi, China

Caverna Pescaria

画像はPost Pictures Of Beautiful Caves From Around The World（世界の美しい洞窟）http://www.boredpanda.com/beautiful-caves-around-the-world/
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（引用加筆のソース）なぜ、「絶景ブーム」なのか。
http://bit.ly/1yIp1zk