怖いけれど今一番行って見たい都市はデトロイトだ。そう言えば昨年秋に高城剛さんもデトロイトに取材に行き、その内容が週刊プレイボーイの記事になっていた。この崩壊した現実の都市は我々が描く未来都市のイメージに最も近いのかもしれない。
まだ整然としていた70年代のデトロイト。 |
惨めな米都市1位はデトロイト、NYが10位になった。米経済誌フォーブスが発表した最新の「惨めな米都市番付」は、暴力犯罪の多さや高い失業率、人口の減少や金融危機の影響などにより、ミシガン州デトロイトがワースト1位になった。
フォーブス誌は「デトロイトの問題は今に始まったことではない。米自動車産業の凋落とともに過去40年下り坂にある」としている。1960-70年代、デトロイトは米国の自動車製造の一大中心地だった、かつての栄光の自動車産業の都市が1980年代、自動車工業の不振や治安悪化などから人口が減少。人々の生活苦が犯罪の増加に結びつく「負のスパイラル」によってどんどん人が離れていった。
4 Days to Detroit from ABOUTNOW on Vimeo.
街に溢れる廃墟中心街はゴーストタウン化し、荒れ果てた状態になっている。デトロイトにある建物の6万から7万棟が空き家になっている。かつては鉄鋼の町として栄えたアメリカ、デトロイト州も、栄枯盛衰の世の習いに従い、過去の栄光を残しながら長い年月を経て風化し、また別の怪しい崩壊の美しさをかもし出している。
米国の地図からデトロイトが消滅する可能性があるとも言われている。そのデトロイトをなぜか場違いな高級車メルセデスで取材した映像。ビデオはABOUTNOW(雑誌)とiGNANTのコラボレーションから発信ショートムービーです。
記事ソースは複数
http://matome.naver.jp/ http://jp.reuters.com/
http://www.ignant.de/
http://www.againstcronycapitalism.org/
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