2013年11月30日土曜日

3Dプロジェクトならぬ3Bプロジェクト、ハニーウイスキーのプロモーションとして製作された蜂が制作した驚異の彫刻です。














昨今3Dプリンターが話題になりますが、このプロジェクトは自然(蜂)の力を使った3Bプロジェクトです。80,000匹のミツバチを、作りたい彫刻の形のプラスチックケースに入れます。 そして6週間の歳月をかけ、蜂達がせっせと巣を作って行きます。そしてケースを開けると…
 
ビーキーパーの’Robin Theron’と’The Ebeling Group’の共同で実現した作品。卓越したビーキーパーの技術も然ることながら、蜂が作り上げる精巧なハニカミ構造の巣は、ボトルや半身像の形になることで計算し尽くされた様な圧巻の彫刻になります。

















The sweetness of honey. The bite of 80,000 bees. Watch the making of the video where Dewar's Highlander Honey bees build real sculptures out of natural honeycomb.
http://bit.ly/11GINJg

2013年11月29日金曜日

エッシャーの有名なだまし絵『滝』。重力を無視しスロープを水が駆け上がり滝となって落下する不思議な虚空間を実際に模型で再現した人がいる。




























マウリッツ・エッシャーの有名なだまし絵『滝』。重力を無視したようなスロープを水が駆け上がり滝となって落下する不思議な虚空間だが、これを実際に模型で再現した人がいる。

動画ではこのだまし絵を実際に立体化し、さらにちゃんと水まで流している。 ネタばらしは、見てしまうと、ああそうか!となる。
 Optical illusion waterfall inspired by MC Escher 3D model render

2013年11月28日木曜日

自分を美しいと思う女性は世界中でたったの4%しかいない。そして世界の半数以上の女性(約54%)が、自分の見た目に一番厳しいのは自分であることを認めている。
















「ダヴ リアルビューティ スケッチ」の興味深い実験では、FBIで訓練を受けた法医学画家のジル・ザモーラが、カーテンごしに女性が話す「自分の顔の特徴」をもとに、本人を見ないまま肖像画を制作。













次に、その女性と実験前に会ってもらった赤の他人に、「自分が会った女性の顔の特徴」を言葉で説明してもらい、肖像画を制作します。2枚の肖像画で描かれた女性は同じ人物のはずですが、、、2枚のスケッチを見比べてみると。 















実験で描いたスケッチは女性が自分を見る目はとても厳しいことを物語っている。自分を美しいと思う女性は世界中でたったの4%。そして世界の半数以上の女性(約54%)が、自分の見た目に一番厳しいのは自分であることを認めている。男から見ると意外な数字だ。
実は女性は自分の美しさに対して、とても厳しい目を持っている。一方他の人から見た彼女の方が圧倒的に美人に見えているのだ。そういう女性に自信を持ってもらえることを願って、ダヴでは「ダヴ リアルビューティ スケッチ」という実験を行い、動画を公開した。 http://www.unilever.co.jp/aboutus/mediacentre/news/Dove_realbeauty.aspx

2013年11月27日水曜日

まるでナスカの地上絵のリアル版のような驚異の規模11エイカーもの大きさに描かれたポートレート

















北アイルランドの首都、ベルファストに描かれた巨大なポートレート、パブリックスペースに巨大なポートレートを描くことで有名なキューバ・アメリカ人アーティスト”Jorge Rodriguez-Gerada"によるもの。















”WISH”と名付けられたこのプロジェクトは、数年の製作期間を架けた。始めにGPS技術を用い、30,000もの杭を手動で設置。その後ボランティアの力を借りて、土・砂利・石など、総重量800万ポンドもの自然の素材を使用し、4週間以上かけて描かれた。
 
功労者の1人はこう語ります。「巨大なサイズでの作業は、後に個人的なチャレンジへと変わって行った。しかしそれらの作業は私に重要な社会問題への関心を持たせたんだ。作品の規模は、そのメッセージの重要性が内在している。創造性は、環境に影響のない、地元の素材のみで起こる調和を明確にする為に常に適用されるべきだ。」 















このプロジェクトはいくつかの地元企業の協力によって実現された。アートが実現される土地の企業が資金的なバックアップを行い、そしてその土地の資源を使い、地元のボランティアが実際に製作した。地元企業や住民の想いが詰まったアート作品だ。こういった地元に密着したアートの形もクリストのようで興味深い。




http://www.designboom.com/

2013年11月26日火曜日

心が共鳴する草間彌生の極度に美しい合わせ鏡シリーズ「Infinity Mirrored Room」


















デジタルアートの草間弥生はあまり記憶が無い。想像だが、もうすでにKUSAMAはチームになっているのだろう。どこか草間の手から離れて草間のブランドを運営している感じがする。これくらい売れるとデジタルのチームを作ることも難しくないだろう。それは別にしても、ともかく作品はとても緻密で美しい。
Infinity Room from mamojo on Vimeo.
ガゴシアンギャラリーの内部では、壁や天井には鏡が端から端まで貼られている。光源がお互いを無限に反射するかのようだ。床は十分な水で覆われていて乱反射する。 
























QTVRも楽しめる。
http://www.mediavr.com/infinityroom2.htm

http://www.mymodernmet.com/profiles/blogs/david-zwirner-yayoi-kusama-infinity-rooms

2013年11月25日月曜日

時空が歪んでいるような神がかったロボットダンスを披露するMarquese Scottの新作「I NEED YOUR LOVE | DUBSTEP 」
















世界中に知られるダブステップ・ダンサーのマーキューズ・スコット (Marquese Scott)の新作「I NEED YOUR LOVE | DUBSTEP 」が登場。ダンスの洗練、ムービーのカラーも素晴らしい。
マインド・ブローイング・ダンスとも言われるロボットダンス動画が凄すぎる。神がかったロボットダンスを披露するMarquese Scott。スローモーションのダンスのクオリティが高く、まるで時空が歪んでいるのではないかと錯覚するほどだ。 














デザインの深読み:一見どこにでもいそうな男性が繰り出すダンスは驚きの連続。このロボットダンス動画が凄すぎます。http://bit.ly/TDNBi5

2013年11月24日日曜日

”ブランド価値の生存法としてのデザイン”というEU的なデザインとルイ・ヴィトンとデイビッド・ボウイ
















ブランドは熱気球のようなモノ、常にメディアにメッセージを打ち続け無いと萎み落下する。もちろんこのムービーの最後は帆船で出港する。というルイ・ヴィトンの旅のストーリーの基本通り作られている。















このムービーを見ていてバウハウスの歴史を思い出した。”ブランド価値の生存法としてのデザイン”というEU的なデザインの出自を思い出した。それにしてもデイビッド・ボウイが若過ぎる。アンチ・エイジングかな?
Louis vuitton's l'invitation au voyage short film with david bowie
バウハウスから始まった現代デザインは、1919年に勃興したバウハウス(造形教育機関であり運動)が、たった14年間でナチスによる弾圧により消滅する。その後バウハウスのメンター達は、EU残存組と米国への亡命組に分かれる。
















そしてアメリカのデザインはバウハウスのメンター達によって経済発展を支えるマーケティング「経営資源としてのデザイン」として発展する。一方EUは 市場における価値の生存法としての「ブランド」をコントロール(価値創造)するためのデザインとして進化していった。
















2013年11月23日土曜日

メーカーズとハッカーズは速乾性導電性インクを使うボールペンで、任意の回路を落書きすることを可能にした。簡単でデジタルが今後のトレンドか?

イリノイ大学の研究者によって開発され、描画キットには、コイン電池、ペーパークリップ、およびLED付きの回路を構築するために、複数のコンポーネントやその他のオープンソースハードウェアで複雑な回路を構築していく。
50〜100ミリオーム/スクエア/ミルの導電率を達成。電子工作のハードルがますます下がる。

 STEM education: circuit scribe was made for project based learning – kids can build circuits and switches in notebooks
circuit scribe: draw circuits instantly with conductive ink pen

open-source hardware: use circuit scribe with arduino, makey makey, and other electronic platforms

schematic sketches can become instant working prototypes – electronic components snap right in to your circuits
http://www.designboom.com/

2013年11月22日金曜日

nikeを含めグローバルの広告にはキャッチコピーが少ないことが多い。この広告は一行も無い。

ブラジルで制作されたアウトドアマガジンの広告はビジュアルだけでこの雑誌の内容を見事にダイレクトに伝えている。















誰もが持っているデジタルプロダクトが、まるで持ち主をITの監獄へと閉じ込めるているようにデザインされている。ネット中毒の監獄から解き放たれて外へ行こうぜ!と雑誌「Go Outside」が右下に置かれている。身につまされる。。

http://adsoftheworld.com/media/print/go_outside_magazine_mouse

2013年11月21日木曜日

まるで次元が変化している様な、未来の生物にも見える何とも不思議なキネティックな彫刻達。














風を使って動く彫刻達‘Anthony Howe’によって命を与えられたかの様に、金属の固まり達が動き出します。これらの作品は、PCを使ってシュミレーション、デザインされています。
レーザーカッターによって正確にカットされ、精巧に彫刻となります。風によって動く彫刻達は、なんとも未来的であり、また過去に存在していたオブジェのようでもあり、神秘的な存在感を放っています。


http://thecreatorsproject.vice.com/

2013年11月20日水曜日

深堀隆介は、過去にはいろいろなモチーフにチャレンジしたと思うのだが、結局レジンで作った金魚の作品がトレードマークになった。
















以前にもこのブログで取り上げた深堀隆介にとってレジンで作った金魚の作品がトレードマークになった。彼は、過去にはいろいろなモチーフにチャレンジしたと思うのだが、結局金魚がウォーホルのマリリンモンローのように深堀隆介の象徴となった。















高度にリアルな金魚の立体的な描写に成功している。彼が描くとき、彼は写真のソースの材料を使用しないようにタンク、ボウル、そして彼のスタジオの周りにバケツで金魚の数十匹を飼いながら深堀は座って、それらをじっくりと観察し、金魚のシルエットや活気に満ちた彩度を記憶し樹脂塗装の繊細な工芸品のような金魚の作品を作り出す。





*本物の金魚をレジンで閉じ込めたと単純に思っていた。「残酷で嫌だなあ」と、勘違いしていた。それくらいリアルで騙されてしまった。http://sakainaoki.blogspot.jp/2012/03/blog-post_03.html

2013年11月19日火曜日

この素敵な短編アニメーションはネピアのために作成された。こういう柔らかい紙で出来た曖昧なオリガミは反ってしなやかで生々しい。























微妙に折り畳まれたティッシュペーパー動物のオンパレード。1コマ1コマ撮影された1枚のティシュが、1本の木から小鳥に­、小鳥からカエルにと、さまざまないきものに変化していきます。

見たことのない「ティシュ・クラフト・アート」この素敵な短編アニメーションはティッシュ・メーカーネピアために作成された。こういう柔らかい紙で出来た曖昧なオリガミは反ってしなやかで生々しい。
ネピアのブランディングムービー「Tissue Animals」紙をつくる企業として、サステナブルな森の管理やその生態系の保全、人々の雇用促進に­取り組んでいるネピアのバイラルムービー。
メイキングムービー


http://www.youtube.com/watch?v=HZ0epTLZPk4

2013年11月18日月曜日

利益率70%の飲料を年間52億本も販売できるブランド価値の高さ。レッドブルは単なる飲料ではなく「エキサイティングな体験」でありスリルや冒険そのものと定義した。


利益率70%の飲料を年間52億本も販売できるブランド価値の高さ。経営者のディートリッヒ・マテシッツは、レッドブルは単なる飲料ではなく、「エキサイティングな体験」であり、スリルや冒険そのもの、と定義した。















1980年代後半の創業当初から、「エクストリーム・スポーツ」のスポンサーとなった。当時の若者は、厳格なオリンピック・スポーツよりも、スノーボードやマウンテンバイク、ハンググライダー、フリークライミングなどやや反社会的な新しいエクストリーム・スポーツに惹かれていった。それは反抗心の表れであり、それこそが「レッドブル的」な姿勢だ。
 
書籍『レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか』に書かれているのは、レッドブルのコンセプトにある「エキサイティング」や「スリル」そしてスポーツを含めた「イベント」は、レッドブルの得意とするところ、そのイベントのための会場として「ハンガー7」という施設をオーストリアのザルツブルグ空港に併設する形で自ら設計し運営。↓















レッドブルの創業者マテシッツのモットーは、茶道のように「手段が目的」だ。例えば、世界中で飲料を売るためにF1に参入したわけだが、F1の中でもトップに立たないと気が済まない。F1という「手段」そのものが「目的」になっているのだ。
日経BPから引用http://business.nikkeibp.co.jp

2013年11月17日日曜日

「GoPro」の市場は存在しなかった。彼らがアクションカメラという市場を新たに作ったのだ。そのGoProの新機種’Hero3+’のプロモーション映像が圧巻。

















「レッドブルのための市場は存在しない。我々がこれから創造するのだ」という言葉があった。「GoPro」もそうだ。彼らはアクションカメラという市場を新たに作ったのだ。

そのGoProの新機種’Hero3+’のプロモーション映像が圧巻。アクティブスポーツのみならず、決定的な一瞬まで、大型なカメラでは撮る事が出来ない迫力満点の映像。
体験した者しか見る事ができないあの景色、そんな光景を見る事が出来る様になった。バイクや頭だけではなく、鳥や虎など、場所に設置され、小さいが故にこれまで取り付けられなかった所からの映像を見る事ができる。

これほど美しく撮れる小型カメラが、一般的に手に入るということも驚き。まさにこのカメラのブランド・魅力を最大限伝えるクールな映像、アクティブスポーツに挑みたくなる様な、ポジティブな映像だ。 http://fr.gopro.com/

2013年11月16日土曜日

マーク・ジェイコブスは、耐久性に優れ、環境に優しいバンブーバイクをNYCでデビューさせた。















マーク・ジェイコブスは、都市交通を最大限楽しむためにバイクを最新のファッションブランドにした。マーク・ジェイコブスのスタイルとして知られているレトロなスタイルのユニークな、そして反骨的で現代的な解釈のファッションとこのバイクのテイストは一致している。

















自転車は、クラシックなシングルスピードで、スチール製のラグと頑丈な竹のフレームでパンダ自転車と呼ばれている。耐久性に優れ、環境に優しい材料は、滑らかな乗り心地にも貢献している。














中国圏ではビルの解体工事などに竹の櫓を組み作業員が以外に安全に使いこなしているのを見かける。相当な高さまで組むのだが意外にしなやかで強い。竹は茶筅や尺八などにも使われていて長期間の使用に耐えることも証明されている。















又このバイクのフロントには荷台の機能が付加されている。色は黒、赤、青、黄色、緑。価格は5,000ドル。そして彼はルイ·ヴィトンからニューヨークのマーク·ジェイコブスのブランドに集中するようだ。

http://velojoy.com/2013/10/01/marc-jacobs-bamboo-bike/