ドイツのデザイン系の学生サイモンがデザインしたのは「柔らかいライト」だ。おそらく処女作に近いプロダクトだと思う。若く優秀なデザイナーは、時折はっとするようなユニークなモノを活動初期に生み出すことがある。そしてそれを連続して生み出せた場合にはプロとして成功出来るが、処女作だけ、、という残念なケースもある。彼は前者であって欲しい。
発泡ポリウレタン製のソフトで柔軟な光シェードだ。ソフトライトは、この「枕」のように生活環境中の意外な未使用のスペースに空隙を埋めるオブジェクトとして配置することができる。板鏡とソフトライトの組み合わせなどは絶妙な緊張関係だ。また先進材料のオーガニック素材で出来上がっている「ひょうたんカボチャ」に似た曲線で出来た3D形状のフォルムはとても気持ちよい。
http://www.simon-frambach.com/
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