2013年6月1日土曜日

「モノをデザインする時代は終わった」となっていますが、本当は「モノだけをデザインする時代は終わった。」ある意味、新しい常識の話。


「モノをデザインする時代は終わった」気鋭のメイカーが語る、アップル以降のモノづくり【特集:New Order‐坂井直樹×八木啓太】となっていますが、本当は「モノだけをデザインする時代は終わった。」ですね。エンジニアtypeのこの記事がここ一週間バズっている。ある意味、新しい常識の話。

 八木さんが持って来た一本のパイプだけで構成された美しい『STROKE』を見ながら対談は始まった。八木さんはいわゆる一人家電メーカーだ。この製品はもう千個が売れたそうだ。これから、電機メーカーは当分苦しい経営状況になるだろう。ビジネスモデルが変わったのだ。八木さんは大メーカーのエンジニアだった人が「デザイン+エンジニアリング」
















坂井:ただ、イノベーションの種というものは、いろいろな場所に転がっています。もし、大手企業がダメになり、そこで雇用されていた優秀な人が「個と個のモノづくり」に乗り出すと、これは素晴らしいことになるかもしれない。















八木:大賛成です。それに、雇用は社内だけで生み出すものではないと思います。例えば『STROKE』では、スチールパイプを曲げる作業を、自動車の配管技術を持った加工業者に外注しています。素晴らしい技術を持つ職人さん達が日本には多くいるので、そうした方々の持つ技術をまったく違う分野で活かすことで、雇用に貢献できればうれしいですね。

















坂井:なるほど、利益を再分配して新しい産業を生み出している、と。従来からある会社の枠組みにとらわれず、組織を再定義しているわけですね。お互いアウトプットは違えど、モノづくりに対するアプローチには共通点がいくつもあった。
八木:「個と個の時代」がやってくると、「スタンダード」という概念も変わるかもしれませんね。
続きは:http://engineer.typemag.jp/article/neworder3_productdesign
http://www.bsize.com/news


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