ロンドン・オリンピックの聖火台、通称「大釜」もトーマス・ヘザウィックの作品だが、上海万博のUKパビリオン「たわし」もヘザウィックの作品だった。この規模の国家プロジェクトになるとヘザウィックのような安定した著名なクリエイターになることが多い。
この「たわし」みたいな一見奇妙な建築は、木造の構造体が基礎で、そこに長い透明なアクリル棒を6万本差し込んで作っている。きわめてレベルの高い作品だ。建築の細部をYoutubeで見て欲しい。 透明なアクリル棒を通じて、昼間はここから内部に光が入り、夜は内部照明の光が外に出てくる構造だったように記憶している。
アクリル棒の流れがユニオンジャックに見えるようになっている。木造の建物にアクリル棒を差し込む構造。棒の先端には、さまざまな植物のタネが埋め込まれている (2分40秒)ところがデザインも美しく感動的。
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