2012年2月27日月曜日

「私たちは マーケティングで○○○○を作らない。魂で○○○○を作る」というコピーを見て、マーケティングは誤解されているなあと思った。

ほとんどの人がマーケティングを市場調査くらいの認識で語る。そして、広告・宣伝、集客や販促活動のみをマーケティングと捉える傾向が強いが、これは本来のマーケティングの意味からすれば誤解だ。またアップルのジョブズも、「マーケティングをしなかった」などと書かれている。確かに「フォーカスインタビュー」などはしなかったようだが、本当のところ対ユーザー視点でのUIやUXなどにこだわったジョブズほど素晴らしいマーケターはいなかったと思う。













(以下記事ソースはwikipedia)
マーケティングとは、企業や非営利組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその商品を効果的に得られるようにする活動」の全てを表す概念。一般的な企業活動のうち、商品・サービスそのものの企画・開発・設計やブランディングから、市場調査・分析、価格設定、広告・宣伝・広報、販売促進、流通、マーチャンダイジング、店舗・施設の設計・設置、いわゆる営業、集客、接客、顧客の情報管理等に至る広い範囲においてマーケティングの活動が行われている。
マグリットのthe lovers


















この誤解は、マーケティングという言葉・概念の普及過程において、企業の宣伝担当部門などがマーケティング部などと名乗ることが多かったため、その部門の担当業務がマーケティング全体を指していると誤って捉えられたと考えられる。

マーケティングの定義は様々に変遷してきているが、商品またはサービスを購入するポテンシャルのある顧客候補に対して情報提供(情報収集)などマーケティング・コミュニケーション活動で相互学習状態を形成して購買に至らしめ、さらなるコミュニケーションのステップアップにて固定顧客化して顧客価値を高め、再購入や顧客連鎖を促進する、などの企業活動の拡大再生産あるいは維持を図るための一連の行為であり、心理学、数学、社会学、経済学、そして文学・芸術等様々な知識の上から成り立つ高度なスキルである。

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