淡いが、そこには確実なエネルギーを感じる作品です。ある晩、彼は夢の中である作品を見ていました。それは炎とキャンドルを使って描かれているようでした。そして、それは煤で描かれていると彼は気が付いたのです。そして、そのアイディアを忘れられなかった彼は、炎とキャンドルを使い、煤で描き始めました。
試行錯誤の結果、キャンドルの火で描ける紙にたどり着くと、即座にインターネットを使い、同じ技法のアーティストがいないか調べたところ、煤を使って描いているアーティストはいなかったのです。
そして、この技法の虜になっていった彼は、煤で描き始めたのです。人体そのものを描いているというより、まるでその人間の魂や生命の炎を描いているようです。淡いのですが、そこには確かに強いエネルギーを感じ取る事が出来ます。
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