2012年2月1日水曜日

貧しい子どもの絵をコインで削っていくと、子どもが学校に立っている絵が出てきます。「あなたがポスターを削ったそのコインを寄付して下さい。」というメッセージ。

寄付金の使い道を明確にする試み。街頭で募金活動が行われているのをよく見かけます。しかし、募金したお金がどのような流れで使われているのかを知るのは、困難です。募金した時にその使い道が分かれば、募金する側のモチベーションも違う。このキャンペーンはそんな問題を解決し、効果的に寄付金を集めています。













アフリカの恵まれない子供たちを支援している"African Angel"は、寄付した人にその場で寄付の効果を見せるキャンペーンを行っています。ポスターにはアフリカの貧しい街にいる子どもが描かれています。その絵は複数のグリッドが引かれており、またコインでこすると下に隠された絵が出現するようになっています。

貧しい子どもの絵を削っていくと、先程の子どもが学校の教室に立っている絵が出てきます。まるで「あなたがポスターを削ったそのコインを寄付して下さい。そのコインは、この子どもの未来をこんな素敵なものに変えることができます」というメッセージを感じます。またこのキャンペーンはスマートフォンでも行われ、同団体HPのPVは70%も増加したそうです。

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