2011年8月27日土曜日

時は1984年、アップルからジョブスが追放される前年のこと。Macintoshのお披露目発表会の「バッグから出てくるMacintosh 、ポケットから出すFDを挿入」の裏話をデザインの側面から語ろう。


Macintoshのお披露目記者発表会の動画。バッグから出てくるMacintosh 、当時 29才の少し太り髪の毛がやや薄くなったジョブスが登場。時は1984年、アップルから追放される前年のこと。彼のポケットから出すフロッピードライブをMacに挿入した途端「バンゲリスの炎のランナー」の音楽とともに現れるモノトーンのMacintoshの文字が出てくるだけで、会場からは拍手喝采となる。
映像にある「バッグから出てくるMacintosh 、ポケットから出すFDを挿入」の背景をデザインの側面から説明しておく、美しくないという理由で、ジョブスはフロッピードライブのイジェクトボタンをなくさせ、オートイジェクトを導入させる。筐体は、机上の電話の横に置かれる電話帳程の大きさが理想だとジョブスが主張して、「バッグから出てくるMacintosh」として演出されるよう、30cm四方のサイズに収まるように提案する。ジョブスの指示でスタッフの開発は難航し、Macintoshがデビューしたのは19841月のことだった。1984年後半、ジョブズは、Macintoshの需要予測を大幅に誤り、アップルは、Macintoshの過剰在庫に悩まされた揚げ句に、初めての赤字を計上してしまう。そして1985年には追放されることになる。



2 件のコメント:

  1. 私もMachintosh専用のリックを持っていました。毎日大きなリックにマックを入れて持って会社に行ったら、ファイアーされたのかとか、引っ越しかと笑われていましたが。休みの日はリックの中に子供が中に入って遊んでました。最初のマックのカッコは好きでしたね。今ではMacのオフホワイトのプラスチックケースも黄色になりましたが、捨てないで持っています。

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  2. いい話ですね。大きなリュックでしょうね。

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