TwitterやFacebook、そしてYoutubeという誰もが使えるサービスをライフ・インフラにして表現し収入を得て生きていく。そんなノマドな生活が誰の手にも入る時代になった。デジタル一眼1台を持って、世界中の街をたった1人で撮り歩くムービー作家、永川優樹さん。“egawauemon”の名でYouTubeにアップされた映像は多くのファンを集め、1日およそ3万ビューをコンスタントに獲得している。
作品スタイルは、街をゆっくりと歩きながら撮影する。まるで街の中を自分が歩いているかのように感じさせる。東京、ニューヨーク、ロンドン、アマルフィー、ローマ、京都、バラナシ、ベニス、など世界中の都市の夜明けから朝の様子を17分にまとめている。なんだか懐かしいような切ないような、自分の旅の記憶と重なる。記憶というのものは、この動画のように案外ランダムかもしれない。
Life in the WORLD 2010 shot with Canon 5D2, EF24mm-F2.8, STEADICAM MERLIN
永川さんの通算600万ビューを記録してきた『CRUISEシリーズ』は2010年には「ちょっと世界一周してくる」とTwitterで宣言から始まっている。1年で5大陸10カ国17都市を撮ってまわった。TwitterやFacebookなどで口コミ的にファンを増やしてきた。旅先のホテルからアップロードされる、撮ったばかりの映像。それを見たファンとの、コメントやソーシャルメディアを通じた双方向の交流。視聴数が増えたことでYouTubeからの収益もアップし、2010年の途中からは「旅の映像で得た収入で旅をする」状態になっていたという。(ソースはガジェ通TV)
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