筧研究室は、2008年度に発足し、現在は学部・大学院生合わせて20数名のメンバーで構成されています。研究室では、実世界情報環境デザインというキーワードのもと、日常生活をベースとした実世界とコンピュータにより構成されるデジタル世界とが融合する新たなリアルワールドの設計を行います。光学設計や信号処理技術を駆使し、実世界への情報重畳、多人数参加型メディア、フレキシブルインタフェースなど、自然で直感的な「メディア」と「場」の創出を目指しています。
●Soltiluca /瀬川辰馬 環境4年 ・ 筧康明 環境情報学部 専任講師/ソルチルカは、ソーラーセルとLEDと半導体メモリから構成された、あらゆる光エネルギーを12時間遅延しつづけるアンビエントタイムマシンです。 |
●rainterior/奥出えりか SFC研究所所員(訪問)筧康明 環境情報学部 専任講師/rainteriorは、雨の不快感を軽減し、雨の日を楽しい気分で過ごすための空間演出を目的としたインタラクティブディスプレイです。赤外分光(FTIR)を利用したタッチセンシング技術を応用し雨粒の位置を検出する水面インターフェースを製作することにより、水面に雨粒が落ちると映像や音のインタラクションが起こり、雨の日に新たな風情を生み出します。 |
●Metamorphic Light /牧野由樹子 政・メ1年 筧康明 環境情報学部 専任講師 /Metamorphic Lightは、紙の変形を用いて投影映像を操作するインタラクティブ作品です。この作品は、電子デバイスや印刷マーカを持たないただの紙をインタフェースとし、その紙をつついたり、なでたり、息を吹きかけたりして変形させることで、鑑賞者に情報を直接的・直感的に操作する体験を提供します。 |
●onNote /山本祐介 政・メ1年・内山英昭 フランス国立情報学自動制御研究所・筧康明 環境情報学部 専任講師 onNoteは,カメラからのマーカレス楽譜認識によって,紙楽譜を直接演奏する事ができる演奏メディアです.ユーザはカメラに楽譜をかざし,動かすことで,その楽譜の種類や姿勢に応じた演奏を行う事ができます.本研究では,onNoteが音楽パファーマンスのプラットフォームとなることを目標とし,システム実装に向けて楽譜画像検索法を提案し,システムを用いた演奏方法の研究開発を行っています. 本研究の一部は,独立行政法人 情報処理推進機構未踏 IT 人材発掘・育成事業(2010 年度)の支援を受けて行っています. |
[トークショーも行います 7日の詳細は後日公開します ]
日時:2011年5月8日(日) 14:00~15:30
登壇者:クワクボリョウタ×田川欣哉×山中俊治
会場:東京デザインセンター「ガリレアホール」
XD展HP:http://xd.sfc.keio.ac.jp/exhibition2011/
「慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 エクス・デザイン展 2011」
展示会期:2011年5月7日~8日
時間:2011年5月7日(土)11:00~19:00
2011年5月8日(日)11:00~19:00
場所:東京デザインセンター「ガリレアホール」(東京都品川区東五反田5-25-19)
入場料:無料
web http://xd.sfc.keio.ac.jp/exhibition2011/
主催:慶應義塾大学政策・メディア研究科 エクスデザインプログラム
[セッション1]日時 2011年5月7日(土) 14:00~16:00
XD教員による研究室紹介プレゼンテーション
(終了時刻は予定より前後することがあります)
会場:東京デザインセンター「ガリレアホール」[セッション2]日時 2011年5月8日(日) 14:00~15:30
登壇者:クワクボリョウタ(メディア・アーティスト)× 田川欣哉(takram design engineering代表:デザインエンジニア)× 山中俊治(慶應義塾大学政策・メディア研究科教授)
会場:東京デザインセンター「ガリレアホール」
会場:東京デザインセンター「ガリレアホール」
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