2011年4月29日金曜日

脇田玲研究室|慶應SFC XD展 2011自然には変形や変態と言われる振る舞いが溢れています。オタマジャクシからカエルへと変態する個体の振る舞いに始まり、蟻コロニーの最適化などの群れの振る舞いまで、自然の知というものは動きが作り出している。

XD展で展示をおこなう、研究室を紹介します。今日はXD20113つの作品と、研究のダイジェストを出展する脇田玲研究室。自然には変形や変態と言われる振る舞いが溢れています。オタマジャクシからカエルへと変態する個体の振る舞いに始まり、蟻コロニーの最適化などの群れの振る舞いまで、自然の知というものは動きが作り出していると言っても過言ではないでしょう。我々はこのようなメタモーフィックな仕組みを設計/実態化する研究を、IT、ロボティクス、スマート素材等の知見を用いながら進めています。
ANABIOSIS
辻航平 総合4 NABIOSISは、人が紙の上の蝶に触れることにより、蝶の色彩が変化するインタラクティブな絵画作品です。ドイツの昆虫学者Adalbert Seitz (1860-1938) は、世界中の蝶や蛾を集めた図鑑である"The Macrolepidoptera of the World"を編纂しました。Seitzの手によって描き出された蝶達は、まさに紙上で生きているかの様な美しさを有しています。ANABIOSISは、 Seitzが紙に描いた美しい蝶に対し、computingを融合させることにより動的な変化を与えることを目指した作品です。紙上の蝶に触れた瞬間にダ イナミックに変化する色彩は、まるで、人の指先から生命を蝶に分け与えたかの様な感覚を与えます。






「慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科  エクス・デザイン展 2011」
展示会期 2011年5月7日~8日 
時間        2011年5月7日(土)、8日(日)11:00~19:00
場所   東京デザインセンター「ガレリアホール」(東京都品川区東五反田5-25-19)
入場料  無料
主催   慶應義塾大学政策・メディア研究科 エクスデザインプログラム




[セッション1]日時 2011年5月7日(土) 14:00~16:00

XD教員による研究室紹介プレゼンテーション
(終了時刻は予定より前後することがあります)
会場:東京デザインセンター「ガリレアホール」


[セッション2]日時 2011年5月8日(日) 14:00~15:30
登壇者:クワクボリョウタ(メディア・アーティスト)× 田川欣哉(takram design engineering代表:デザインエンジニア)× 山中俊治(慶應義塾大学政策・メディア研究科教授)
会場:東京デザインセンター「ガリレアホール」

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