僕がSAKAI PODCASTで対談したときに感じた「佐野さん特有のクリエイティビティー」に気づかされた発言を抜き出しました。シンプルでユーモアなグラフィクをつくる佐野さん。どの雑誌でも、ご本人はいつもにっこり笑ってます。笑顔の人は、人を笑顔にさせる広告物をつくれる。「デザインをいかに理性から離して自由にしてあげるか、理性(コンセプト)に縛られてばかりではだめなんですね~。」という佐野研二郎語録。
デザイナーやアートディレクターの仕事って、マニアックな書体を使ったり、有名なカメラマンに頼んだりすることではなく、ものごとの価値を変えたり、違うスイッチを見つける、「コミュニケーションそのものをデザインする」ことなんだと思っているんです。
「思い込みやスピードの重要性」を確信したのは、佐藤可士和さんの下についた時です。最初に木村拓哉さんのTBCを一緒にやったのですが、自分の考えたことがいかにおもしろいかをスタッフ全体で共有し、スピーディに作っていたんです。それから可士和さんは同世代の人たちと必要最小限のスタッフで、まさに部活っぽいノリで作っていました。そんな勢いで作ったものがそのまま世の中に出て、評価されている。
「TBS」の“B”がブタの鼻に見えて、最初は『うーん…』と思いました。でも、シンプルなキャラクターなんだけど、金八先生の格好をしたりして成長していくキャラクターなんだという提案をしました。キャラクターとして流通させることを考えたらこれくらいシンプルなのがいいだろうと思ったんです。それで採用になり、CMやポスターを作って、この時も賞のことは考えていなかったのに、ADC賞をいただいて、とても納得できたんです。
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GA info.というWEBから、佐野研二郎語録をとりあげてみました。
@MR_DESIGN_twit 東京都渋谷区神宮前
MR_DESIGN INC. / 佐野研二郎 twitterです。サントリーBOSS、LISMO!、ニャンまげ、Tブー!S、エステーかおりムシューダ、資生堂ザ・コラーゲン、ミツカンとろっ豆のデザインをしています。
*現在ヤフー「デザインの深読み」から人気のあったブログだけを、加筆修正を行いながら引っ越しています。引き続きの読者の方には退屈だったら、ごめん!
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