2012年4月30日月曜日

林を歩いているときに、こういうあり得ないシーンに出会ったら皆さんは何を感じるのでしょう?

ドイツ人アーティストのコーネリア・コンラッドは、世界中の公共スペース、野外彫刻やプライベートガーデンで、重力に逆らった不思議な世界を構築しています。



















彼女の作品は、ランド・アートと定義されているようです。フェンスや出入り口のような象徴的な意味を持ち、積み重ねられたオブジェクトが、目の前で溶解し始めているかのように見える。まるでゲートが空中で中断されて、無重力空間にいるような錯覚を我々に与えます。

一般的な公園のベンチを視覚的にうまく利用して、作られた巨大なスリングショット

ドイツ人アーティストのコーネリア・コンラッドの作品。一般的な公園のベンチを視覚的にうまく利用して、作られた巨大なスリングショット(スリングショットはパチンコと呼ばれたゴム銃の高性能品。)

















Y字型の木(パチンコ)はこのために設置したようにも見える。子供の頃を思い出しますね。こういう妄想良いなあ。GWは公園に寝転がって、こういう妄想を楽しむのも良いね。

2012年4月29日日曜日

美しき水滴の世界 日々の生活の中でも、こんな視点で見ると大変美しい光景が存在しています。

イギリス人写真家の"Sharon Johnstone"による作品です。水滴と光の織り成す、大変美しい世界を撮らえています。美しい水滴は、結晶のようであり、キャンディーの様でもあります。 



















彼は15年程前に、ファインアートの学位を取得しました。そしてここ数年の間に、写真に引きつけられていることに気がつきました。彼のインスピレーションは自然、とりわけ自然の中にある抽象的な質感です。 
































これからの季節、このような光景を私たちも出会う事になるでしょう。これらの写真の様に、視点を変えて見てみたいものです。
<Sharon Johnstone>http://sjfinearts.com/

2012年4月28日土曜日

こんなPV見た事ありますか?圧巻の手法で撮られたミュージックビデオ













この映像は”Benga”というアーティストの "I will never change"のミュージックビデオです。音楽波形を、アナログなレコード盤を使い、表現しています。
手法は大変シンプルですが、デジタルをアナログで表現した見事な映像です。製作したのは、イギリスを拠点に活躍をする”Us"というユニットです。Christopher BarrettとLuke Taylorの二人によって、超アナログによるデジタル表現が達成されています。 Us

2012年4月27日金曜日

強烈なインパクトを放つ、スケルトンライト  骨の折れる作業から生まれた圧巻の作品です。

Eric Franklinによって製作されたこのライト電離されたクリプトンをガラスの筒に満たす事で、ネオンライトの様な輝きを放っています。 




















ガラスの細工から取りかかる等、まさに骨の折れる作業の末に完成したこのライトを完成させるのに、2年間を費やしたそうです。 それぞれの骨を繋ぐジョイントは数百に及び、それらは発光物質で満たす為に完全に繋ぎ、一つの空間にしなければなりませんでした。 <Eric Franklin>http://ericfranklin.com/#home

2012年4月26日木曜日

大都会の空間に巨大なマルチカラーの巨大な帆のようなものが浮遊。 TEDで作者Janet Echelmanの解説映像が見つかりましたので追加します。































渦巻きくポリエステルで作られた巨大な帆のようにも見えます。鳥でもなく飛行機でもありません。ネットの彫刻とでも表現しましょうか。軽々と夜空に浮かぶマルチカラーの物体。これらの作品はインドの漁師の伝統的な投網からインスピレーションを受けたそうです。航空エンジニアにより仕掛けられた夢のように美しい作品ですね。
TEDで作者の解説映像が見つかりましたので追加します。


2012年4月25日水曜日

「ルー・ビーチ無題」説明出来ません。ご自由に妄想を!




























BROOKS SPORTS, INC.


























 "BABE"  The Society of Illustrators
説明出来ません。ご自由に妄想を!
 http://loubeach.com
 If you do not wish to receive future emails, please click  lou@loubeach.com 
 ABOUT THE PICTURES "Funny, smart, twisted, brilliant..."      
TERRY GILLIAM  "The art of Lou Beach is probably smarter than you."    
MATT GROENING  "Beach's genius: his imagery is distinctive yet accessible, raucous yet restrained."      
STEVE HELLER - art director 

2012年4月24日火曜日

光で染める、染み込む。韓国の「Everyware」による、新しいインタラクティブな絞り染め作品です。
















光で染める、染み込む。韓国のクリエイティブなコンピュータ・グループ「Everyware」による、新しいインタラクティブな絞り染め作品です。
SOAK, DYE IN LIGHT – EVERYWARE
物をシンプルに保つために、あえて空っぽで無地の弾性キャンバスです。しかし触れた途端、デジタルインクがキャンバスにすでに吸収された色が滲み出ます。この作品は、訪問者が絶えずキャンバスに変化を与え、ライブ時のアートワークに貢献している。キャンバスに個々のマーキングを行うことができます。「Everyware」は伝統的な韓国語の練習ツールの仕組みから影響を受けたようだ。

2012年4月23日月曜日

ブレンダンが撮影した、まるで水彩画のように繊細で綺麗な花のX線画像
































フォトグラファーのブレンダン·フィッツパトリックは、20年以上にわたって写真を撮影し、現在シンガポールで働いています。これらの多彩な花のX線が、デジタルX線システムの使用で実現しています。フォトショップなど使用して画像はカラーに加工されていますが、それにしてもまるで水彩画のように繊細で綺麗ですね。
http://www.brendanfitzpatrick.com/

2012年4月22日日曜日

映画「アーティスト」を見て、アカデミー賞の審査風景と隈研吾の「負ける建築」

昨日久しぶりに映画らしい映画「アーティスト」を見た。3DやCGなど映像がリッチになることだけが映画の魅力の全てではない。ということを証明したような映画だ。アカデミー賞の選考プロセスを想像してみた。CGや3Dで作られた映画を大量に見せられた中に、唯一モノクロでサイレントの映画を見た時の審査員の心情を想像してみた。 













仕事柄多くのデザインやアプリの審査員をやってみると、コンペに勝つ極意が見えてくる。昨年隈研吾さんとも対談をした際に同じような話になった。隈さんも「建築デザインの審査員を多くやるようになって、審査の論理が解りコンペに勝つことが増えた」という分野は違うが共通の原則が見えてくる。
 
米アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞などその年の最多部門に輝いた作品。サイレントからトーキへと移行しようとしている1920年代のハリウッドを舞台に、モノクロ映像&サイレントのスタイルで描きだす。
『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』のジャン・デュジャルダン。ほかに、ジョン・グッドマンなどのハリウッドの名脇役が出演。シンプルでロマンチックなラブストーリーもすご〜〜い感動を誘う。
オフィシャルサイトgaga
感動的なジャン・デュジャルダンのスピーチ http://youtu.be/f1-hDJMVA7M

2012年4月21日土曜日

時間を巻き戻すような不思議な感覚を持った折り紙作品だ。

アーティストのエティエンヌ・クリケットの作品は、何か立体になる折り紙ではなく、比較的単純で幾何学的な円形や正方形、あるいは長方形と形が原型に戻る折り紙、時間を巻き戻すような不思議な感覚を持った作品だ。 




















繊細に折り畳まれた折り紙は、水に入り一度咲き始めると原型に戻るまで止まらない。

2012年4月20日金曜日

フリップボードにしてみました。

フリップボードにしてみました。過去ログまで一覧できるところは良いですね。どちらが良いですか?ご意見ください。デザインの深読み

2012年4月19日木曜日

皆こういう苦心して使い切った鉛筆が好きですよね。

今、上海から帰ってきました。トータル22時間の短い滞在でしたが、いろいろな人々と出会い、とても楽しい時間でした。 



















さて本題、ぼくもですが、皆こういう苦心して使い切った鉛筆が好きですよね。アムステルダムで活動するbisybackson(フリッカーのユーザ)さん。ぜひリンクも見てください。なんだか説明できないけれどかっこいいですね。 http://www.flickr.com/photos/olgersdeman
http://www.flickr.com/photos/olgersdeman/sets/72157594197718737/with/5490964091/

2012年4月18日水曜日

香港の香港血液癌基金のためのおしゃれなチャリティープロジェクト


































広告のこの新しいシリーズは、ハーバーシティ·チョコレートのためのものです。チョコレートが溶け出したようなタイポグラフィー、本来なら見せないはずのテグスが操り人形のテグスのように魅力的です。
無重力環境の疑似体験を作り上げるため文字列やテグスを使用してオブジェクトや人々を停止させています。香港の香港血液癌基金のためのチャリティープロジェクトのためのアート/デザイン集団NAMによって制作されました。

Gravity Defying Photography for Chocolate Trail by NAM

2012年4月17日火曜日

街の中に出現した一つのスイッチ。さて、このスイッチを押すと何が起こるでしょうか?














「A DRAMATIC SURPRISE ON A QUIET SQUARE」は、ベルギーで行われたクールなプロモーションだ。街に出現したボタンには「Push To Add Drama」と書かれています。そのボタンを押すと…
迫力満点の出来事が、目の前で繰り広げられます。そして最後に「Your Daily Does of Drama」と ベルギーのテレビ局"TNT"が仕掛けたプロモーション。「こんなドラマがTNTでは日々見られます。」と言う何とも粋な試みです。

2012年4月16日月曜日

ケータイを活用した新しい自転車シェアリングサービス「COGOO(コグー)」の良くできたPR

日本を代表するトップBMXライダー、独自のスタイルで常に最前線で活躍するカリスマプロライダー田中光太郎のパフォーマンス。BMXをターンテーブルに変える、画期的な音楽デバイス。よく考えたものだ。BMXのホイールをUIにしてしまおうということ。音に乗せられて運動能力も向上しているような?気がします。



























BMXのホイールがターンテーブルだったら。そんなアイデアをカタチにし電子工作を施した画期的な拡張デバイス「ターンテーブルライダー」。2つの車輪をジョグホイールに、ハンドブレーキをサウンドパッドに。ミックスも、スクラッチも思いのまま。

実はこれ、ケータイを活用した新しい自転車シェアリングサービス「COGOO(コグー)」を世の中に広めるために開発されたもの。過日あるアンドロイドのコンペでも見たもの。プロダクトやPRの仕上がりが半端ない。

完成度が「音楽をシェアするように、自転車をシェアしてほしい」というコンセプトのもとに開発され、自転車に「ターンテーブルライダー」を取り付けるだけで、誰でも簡単に、自転車に乗りながらのDJプレイが可能となります。
大半の文章をonyourmarkから引用
http://onyourmark.jp/2012/4/news041201/24090

これはすごいファッションショー?驚きの環境で撮られた写真

メイクを施されたモデルがランウェイと向かう途中?次の瞬間、空へと飛び出します。なんと、スカイダイビングをしながらファッションフォトグラフを撮影しようとしているのです。


















やはりグローバルマーケットのHTCならではのクリエイティブですね。そういえばアンドロイドも宇宙や空をCMで使っていますね。

この映像は、HTCのスマートフォンの広告です。「スカイダイビングをしながら、ファッションフォトグラフを撮れる」そんなモバイルの機能を伝える目的で作られたCMです。

2012年4月15日日曜日

慶應SFCのユニークな学生紹介シリーズ第三弾はマグネットガール草野絵美。

坂井研はきわめて個性の濃い~い学生が多い。そのなかでも特に目立つ女子学生が草野絵美だ。高校時代米国ユタ州のモルモン教の色濃いエリアに留学、帰国後17からフォトグラファーとしてCNN等で活動、昨年はKwl-Eを創業。行動力と、自身でもマグネットガールと言っているようにコネクター力がある。草野の周辺の人と人の間に化学反応が起こる特殊な才能だ。















かなりWEBに草野絵美の情報が掲載されているので彼女らしいエピソードの面白いところだけを抜き出した。現在慶応大学SFCでブランディング・デザインを学びながらファッションフォトグラファーとして活動。レディオ湘南や@Shibuya_fmDJとして出演中。あまり考えないで直感、見切り発射で行動する。失敗もするが、それが彼女の行動のスピード感を上げている。実際草野は入学前から僕の会社を訪問している。












「アートディレクターの父親の仕事柄なのですが、特に欧米文化の資料が家にあったり、アメリカの昔のカートゥーンをよく見ていました。だから、もともとかぶれだったんですよ()」「留学から帰ってきてから、何か好きなことを仕事にしたいと思い、ファッションのウェブサイトのインターンを始めました。そこでJapan Fashion Weekに行ったとき、国際的に活躍する特派員に出会い、彼のサイトで日本のファッションを海外に発信しました」「その後、私は慶應大学のSFCに入学しました。どうしてここを選んだかというと、単純に人が面白そうだから。() あとは、デザインを学んでアウトプットする技術だったり、それをマネタイズする経営戦略が知りたかったんですよ。それが学べるのはSFCでした」

「考える前に動いちゃう。例えば、この人と一緒に仕事したいなーって考えているときに、気づいたらこの人とコンタクト取っちゃっていたり()」「5,10年先という中途半端に遠い未来の目標を考えていると、それが失敗したときに選択肢がなくなってしまう。だから、なるべく遠くを見ながら、常に流れによって路線を変えていけるような適応力を保ち、目の前のことを淡々とこなす事が大事だと思っています」
「ファッションもデジタルもどんどん変わっていくところが面白い。速度があるものが好きです。」

gyorome kusanoemiMagnet Girl Radio on .@Shibuya_fm TOKYO DIGIGIRL @GINZA_magazine Ebisu - Meguro Tokyo Japan · http://emikusano.blogspot.jp/など多くのメディアと関わっている。

Perfumeのスイートなダンスを、マカロン&カップケーキ&キャンディーが踊る。

このサイトはクールなPerfumeのグローバルサイトです。
perfume global













Perfume global site project #001とはPerfumeが世界展開する際に、真鍋大度氏が仕掛けたプロジェクトの一つだ。Perfume global siteでポリゴンが踊っているダンスのモーションキャプチャーデータと、そこで流れている中田ヤスタカ氏作曲の音源をgithubにて公開した。それらは無償でダウンロードすることができ、世界中の誰もがコンテンツを作成することができる。


クリエイティブコモンズの方向とも似ていて、クリエイティブを使っても良いけれどクレジットのハッシュタグ(#prfm_global_site)をつけてツイート入れてね。というお約束。このサイトは見るところリアルPerfumeは補飛んで出てこない。いわゆるバーチャルPerfume、このあたりは初音ミクモデルを狙っているようにも見える。
Perfume 新曲 Spring of Life のPV
モーションキャプチャーデータと音源については、非商用目的であれば複製・配布が可能。ただし、成果を公開する際の条件には、グローバルサイトへのリンクを示すこと、ハッシュタグ(#prfm_global_site)をつけてツイートすることが求められる。

2012年4月14日土曜日

Monoco | すべての人々に「デザイン」のある生活を!

最近、息子だけでなく、多くの若い友人知人が、勇気ある起業をしている。日本の危機を毎日のように新聞で見るが、日本の若者も、捨てたものではない。全部が保守的な大企業志向でもない。














このMONOCOも、まだ25才の、かつてインテリアデザイナーを目指して高校時代カナダに留学していた代表の柿山丈博君という知人が起業した。大いに応援したいと思っている。我々の経験や人脈はいくら活用しても減ることはない。どんどん利用し活用して欲しい。それによってゴールに少しでも早くたどり着けるのなら、こんなに嬉しいことはない。

優待会員(このケースは坂井直樹)が招待すれば、そのリンクから登録する知人や友人の方々もすぐにセールに参加し、購入することができる。興味のある方はどうぞ!招待URL https://monoco.jp/signup?ref=4ay





















(以下MONOCOから)http://monoco.jp/ 
国内外の著名デザイナー約 200 人(社)と提携、会員数も 1 万 3 千人を突破 『MONOCO(モノコ)』がグランドオープン 「厳選したデザイナー雑貨、インテリア製品を受注生産モデルで提案し、 3 日間限定で販売する会員招待制ショッピングサイト」 

柿山が着目したのは「デザイナー 製品」市場。センスの良い雑貨で身の回りを飾りたいが「商品を探す時間と、購入するお金が足りないお洒落な人々」、一方で「デザイナーや作り手は良い販路に恵まれていない」という非効率な流通の実体を捉えました。デザイナー製品の販売委託を仕組み化し、国内初の「デザイナー雑貨の会員招待制ショッピングサイト」 を考案しました。 http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20120210/227068/?rt=nocnt


アパレルには、最新テクノロジーがなかなか適用されませんが、このドレスは近未来です。


















オランダ人デザイナー”Daan Roosegaarde”によるものです。このドレスのプロジェクト名は、”Intimacy 2.0”ファッションとインティマシー(深い理解)との関係性を探るプロジェクトです。メディアアートと見るべきかもしれません。
e-foils(電子箔)が用いられており、心拍数が上がると服が透明になります。 この技術は単にファッションに適用されるだけでなく、人の関わり合いや、その時に生まれる状況など、新たな仕組みを作る事 'Intimacy White'_ Daan Roosegaarde
「ファッション」と「人と人の関わり」を探究しようという意図があります。 Intimacy by Studio Roosegaarde and V2_